【IPA】情報処理技術者試験の再編について【2027年度】

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※本内容は情報処理技術者試験の見直し案のまとめです。今後変更される可能性はあります。

本日2026/1/5、日経クロステックより情報処理技術者試験の大幅刷新案のニュースが出ました。

xtech.nikkei.com

これまでの「高度試験区分ごとの縦割り」から、「領域ごとのスキル認定」へ。 この内容と以前公開された内容を整理すると、新体系は以下のようになると予想されます。

情報処理技術者試験 再編イメージ図

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最大の変更点:「応用情報(AP)」の3分割

今回の再編案で最も衝撃的なのが、応用情報技術者試験(AP)の構造改革です。 これまでは「広く浅く」全分野を問われる試験でしたが、図の通り3つの領域に分割されるようです。

新・応用情報の3領域
  • マネジメント・監査領域: PM、サビマネ、監査などの基礎
  • データ・AI領域: アルゴリズム、統計、AI活用
  • システム領域: アーキテクチャ、NW、セキュリティ、実装

これにより、「自分はインフラ屋だから『システム領域』だけ先に取る」といったキャリアに合わせた受験が可能になりそうです。

3つ揃えると「フルスタック認定」?

これは2025/7の検討段階の話ですが、すべて合格したらフルスタックエンジニアへ認定も一案という文言があります。

これまでのAP合格者に相当する称号だと思われますが、「フルスタック」という現代的な名称を使うあたり、IPAも「専門性」と「総合力」の両立を強く意識していることが伺えます。 転職市場でも「AP(システム領域合格)」と書くより、「フルスタック認定済み」と書ける方がインパクトがありそうです。

高度試験も「3本柱」へ集約か

APの上位にある「高度情報技術者試験」も、APの3領域に対応する形で再編されるイメージとなっています。

従来の区分(NW, DB, ESなど)はどうなる?

おそらく、それぞれの領域内の「専門科目」として再配置されるか、あるいは「システム領域」の高度試験として統合される可能性があります。

エンベデッド(ES)は?

間違いなく「システム領域」の最重要科目として残るでしょうが、昨今のトレンドを考えると「データ・AI領域」の知識も問われるクロスオーバーな試験になるかもしれません。

基本情報(FE)は「共通言語」として継続

土台となる基本情報技術者試験(FE)は、引き続き「エンジニア共通の基礎・土台」として維持されるようです。 ただし、上位のAPがこれだけ変わるということは、FEの出題内容も「より実務的な基礎」へとマイナーチェンジする可能性が高いでしょう。

まとめ:エンジニアはどう動くべきか

この再編は、私たちエンジニアにとって「得意分野の証明がしやすくなる」というメリットがあります。

まずは自分の得意な領域の「新・AP」を取得する

余裕があれば他領域も埋めて「フルスタック」を目指す

専門性を極めるなら、そのまま直上の「高度試験」へ

というロードマップが明確になります。 特に組み込みエンジニアとしては、「システム領域」は必須として、AI活用が進む現場に対応するために「データ・AI領域」をどう攻略するかが鍵になりそうです。


この記事を書いた人

くらてち
社会人3年目の組み込みエンジニア。
2025年にエンベデッドシステムスペシャリスト(ES)合格。
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